イズニック・デザインの中でもお気に入りのデザインのひとつ、「生命の樹」です
青色のみで描くのですが、不思議と飽きません 青色とは魅力のある色ですね
使用した色:コバルトブルー・青・ターコイズ
背景の技法は師匠が発明したものです そんな素晴らしい技術を惜しみなく教えてくださるんです! 感謝!
実は、このデザイン絵は1520年頃に描かれたものを忠実に再現しています
なんと500年前のデザインなんです! 完璧ですね
日本では磁器文化により、飾るといえば壺や大皿になるかと思いますが、こちらの陶器は食す為の器ではなく飾る為に製作される文化を長く持っています
こちらが1520年当時に絵付けされたイズニック陶器「生命の樹:Hayat Ağacı」です
6等分された地球からのエネルギーは樹の根元から発信され、生命のエネルギーが継続される願いを込められた意味が読み取れます
素晴らしいデザインですね
この生命の樹は遡るとシュメールに辿り着きます
そしてシュメール時に制定された60進法の6を用いたデザイン、これは幾何学模様に属します シュメールからバビロンへ受け継がれた60進法はペルシャ(現イラン)幾何学模様の元になっていると歴史から読み取れます
シュメールから数えると紀元前4000年からのデザイン! 驚愕!
パワフルなデザイン、改めて感激しました
0 件のコメント:
コメントを投稿