2019年1月15日火曜日

『キュタヒア』か『キュタフヤ』か

とっても素朴なタイトルですが、今回はKütahya)の日本語読みにつきまして書きます

先に結論を言いますと、「キュタヒア」です


在イスタンブール日本国総領事館の各県案内やWiki、その他公共サイト関連を訪問いただくと全て「キュタヒア」と明記されています

なぜ、このタイトルについて書こうかと思ったのかと言いますと
随分前に日本人ブログに「キュタフヤ」と出て来たり、ショッピングサイトに「キュタフヤ陶器」で検索に出てきたりしますので、長い間、キュタフヤと思われていたのかも知れません

因みにこちらで「キュタフヤ」と発音しても伝わりません
(当然ですね)

ですので「キュタヒア」です

このキュタヒアは歴史を遡れば紀元前1500年まできちんと記録のある文明町です
ローマ帝国より遥か昔、ヒッタイトまで遡れます

ローマ帝国時にはKotiaeion(コティアエイオン)Kotiと呼ばれる人々の町という意味でした。
Kotiaeion: KOTIAIΩN ( KOTI + ΑЄΩN )


こちらはAD217-218当時の硬貨です
ヒッタイト時に鉄の文明を持っていたので、銅や銀の硬貨を製造する技術を継承していたと推測できます
こちらはAD235-238当時の硬貨です
驚くのは、そのデザインの精度の高いこと! 完璧ですね よほど芸術センスのある文明高く教養のある人々が暮らしていたと思います

現在もSNSでギリシャ人とトルコ人は野次を飛ばし合っているんですが、どう見ても同郷! 笑

紀元前1500年より前にも遡れるそうですが、キュタヒア歴史博物館で確認してから記載します


このブログを見て、もし訪問される機会がありましたら是非、参考にしてください


Kütahya Belediyesi Kent Tarihi Müzesi : キュタヒア歴史博物館
住所:Pirler Mahallesi, Germiyan Cd. No:76, 43030 Kütahya Merkez/Kütahya


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