2019年1月3日木曜日

手描きの絵付けと機械プリントの違い

最初の投稿は手描きと機械プリントの違いです。

私は昨年の夏より絵付けを習っているのですが、習うまではこの小さな町に溢れる陶器の違いに気づきませんでした。

全て同じ様な土産品に見えていたのです。

こちらの写真をご覧ください
手描き(左)機械プリント(右)です


左はカロと言ういわゆるタイル芸術品 (手描き絵付け陶器全般をチニçiniと言います)
右はモチーフをプリントした鍋敷き土産品

真のターコイズ色は、手描きの作品により鮮明に出ています
コバルトブルーも一目瞭然!

こうして並べてみてその違いに驚きました。用途別とはいえ、その存在感が各段違います。(個人的には気兼ねなく使用できるので土産品も好きです^^)

このタイルなんですが、なんとその成分85%はクォーツ(Quartz:石英:水晶)で出来ているんです!中指のげんこつで叩いてみるとカーンと高い気持ちの良い音がします。

それはお高いはず・・・笑

で、水晶は人と電子交流出来るので手のひらで触るとネガティブエネルギーを吸い上げ、ポジティブエネルギーに交換してくれるそうです。鉱物ですから、温かみを感じるんですね

私は大変幸運なことに、トルコの陶器では唯一の現存されるユネスコアーティストのギョルソイ氏(UNESCO Artist Mehmet Gursoy氏)より伝授いただいています。彼のタイル成分のお話をしていますが、お土産屋さんはクォーツを良くて60%ほどの割合で造っているそうです。雑学になりますが、芸術品と考えるとギョルソイ氏の拘りに納得出来ます。

このタイル文化が中東文化の神髄と思っている私です。
その辿り着く先はシュメールまでいくのではないかと個人探索勉強中です。

ちなみにトルコ語で陶器全般をチニçiniと言いますが
トルコ語で中国のことをçinと言います。 中国では古くからブルーホワイトによる陶磁器は世界旋風を巻き起こしていましたから、もてはやされていた中国のデザインを真似たのは明らかです。後には、中国がイスラム柄を陶磁器に取り入れるようになります。

大陸続きとは、文明交流が盛んなんですね






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