気温はマイナス10度~3度でしたが、さすが東北の方々ですね、笑顔で一言も寒いとおっしゃられませんでした。
深井准教授は以前、イズニックを訪問されたそうですのでトルコ陶器には詳しく、鮮やかな色に関心されていました。
そうなんです、青と白(Blue & White )と呼ばれる中国磁器ブームに色(赤・緑)を加えたのが当時オスマン帝国だったキュタヒア・イズニックの職人達でした。
(16世紀始めイラン・タブリーズから陶工を呼び寄せ、学び始めた6角形タイル時も青と白だけでした)
こちらの動画は、高品質の証明であるげんこつによる「カーン!」を師匠が笑顔で披露しているところです。
イズニックは16世紀から宮殿の為にタイル工芸品文化の急発展を成し遂げますが、わずか半世紀ほどしか存続せず、宮殿の注文なくして生き残ることはありませんでした。
そのイズニックデザインを500年ぶりに復活させたのが師匠です。そして、この理由と確立された技術がユネスコに認められました。
方やキュタヒアはイズニックが栄える前から地道に陶器生産を続け、イズニックが衰退した後も継承しています。トルコにおける窯はキュタヒアが最も多く、土地柄、高品質の土を活かした最大の陶器生産地です。
チャイ(çay)を手に師匠と歓談する深井准教授と生徒さん達
中東らしいデザイン陶器
お弟子さんの作業室で工程を説明する師匠
繊細な筆使いを熱心に観察
師匠自らその場でサインし、深井准教授へ御進物
未来の芸術家たちとユネスコアーティストの記念撮影!
500年前のデザインとは思えない程、そのデザインのパワーと完璧さを改めて実感しました。生徒さん達も、そのデザインに圧倒されていました。
ご案内できて光栄でした。
遥々日本からご訪問くださいまして、本当にありがとうございました!
【東北芸術工科大学】
https://www.tuad.ac.jp/
チャイ(çay)を手に師匠と歓談する深井准教授と生徒さん達
中東らしいデザイン陶器
お弟子さんの作業室で工程を説明する師匠
繊細な筆使いを熱心に観察
師匠自らその場でサインし、深井准教授へ御進物
未来の芸術家たちとユネスコアーティストの記念撮影!
500年前のデザインとは思えない程、そのデザインのパワーと完璧さを改めて実感しました。生徒さん達も、そのデザインに圧倒されていました。
ご案内できて光栄でした。
遥々日本からご訪問くださいまして、本当にありがとうございました!
【東北芸術工科大学】
https://www.tuad.ac.jp/
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